第1回:データ駆動社会研究会 シンポジウム
アルゴリズム時代の意思決定
ー社会への影響と変革への挑戦ー
データ駆動社会研究会(DDSSG)の主催によるシンポジウム
アルゴリズム時代の意思決定:社会への影響と変革への挑戦
を開催する運びとなりました。
このシンポジウムでは、各方面の専門家をお招きし、AIや機械学習技術の発展に伴い広がるアルゴリズム時代の意思決定が、社会にどのような影響を及ぼし、合理性、選択、決定主体などの基本的な考え方にどのような変化をもたらすかを明らかにし、その課題と対処方法を議論します。また、その結果をもとに、新たな社会変革への挑戦を探ります。
対面でもオンライン(Zoom)でも参加可能です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
登壇者
北海道大学の竹下昌志先生が急な体調不良のためご登壇を見合わせることとなりました。この影響により、当日のプログラムに一部変更を加えさせて頂くこととなりました。ご理解のほど、よろしくお願い致します。
立教大学
文学部 特任准教授
堀内 進之介 先生
専門は政治社会学、応用倫理学。ヒューマン・エンハンスメントやトランスヒューマニズムの視点から、テクノロジーを用いた人間本性の改善・補完や社会課題解決に焦点を当て、テクノ進歩派の取り組みの可能性と課題を解明する研究を行っている。
報告論題:
モラルエンハンサーとしての情報技術の可能性
富士通株式会社 富士通研究所
AIトラスト研究センター
中尾悠里 先生
専門は科学技術社会論、ヒューマンコンピュータインタラクション。責任ある研究・イノベーションの枠組みを用いて、人間の価値観を反映する技術開発手法を探求。JST ACT-X「AI活用で挑む学問の革新と創成」領域研究者。著書『AIと人間のジレンマ:ヒトと社会を考えるAI時代の技術論』。
報告論題:
AIと人間のジレンマ:人の意思を反映し、逸脱するテクノロジー
立教大学
人工知能科学研究科 教授
村上祐子 先生
立教大学大学院人工知能科学研究科教授.Ph.D.(Philosophy, Indiana University). 日本学術振興会特別研究員(PD)、国立情報学研究所、東北大学を経て現職.主な研究テーマは道徳推論の公理化・自動化、情報学の哲学と倫理、科学コミュニケーションとしての情報教育。
報告論題:
データサイエンスの倫理:要配慮対象の拡大
会場
「西荻窪」駅(JR中央線、JR中央・総武線、東京メトロ東西線乗り入れ)から
北口より徒歩12分
北口(1番のりば)より関東バス・西10・吉祥寺駅北口行バスで「東京女子大前」下車すぐ。
「吉祥寺」駅(JR中央線、JR中央・総武線、京王井の頭線)から
北口(3番のりば)より関東バス・西10・西荻窪駅行バスまたは関東バス・吉81・上石神井駅行バスで「東京女子大前」下車すぐ。
「上石神井」駅(西武新宿線)から
南口(1番のりば)より関東バス・西02・西荻窪駅行バスで「地蔵坂上」下車、徒歩5分
南口(1番のりば)より関東バス・吉81・吉祥寺駅行バスで「東京女子大前」下車すぐ
日時
日時:2023年8月3日(木)
13時から17時半
12 時半 開場
13 時 開会あいさつ、趣旨説明 司会
13:15~13:55 ・・・第一報告 堀内先生(変更)
14:00~14:40 ・・・第二報告 中尾先生
休憩 20 分
15:00~15:40 ・・・第三報告 村上先生
15:40~16:40 討論
休憩 10 分
16:50~17:20 質疑応答など
17:20~ 閉会あいさつ 17:30 終了
主催者
東京女子大学
現代教養学部 教授
赤堀三郎
専門は社会学理論、現代社会論。著書に『社会学的システム理論の軌跡』(春風社、2021年)がある。近年は「先端技術の解釈のされ方」というテーマに継続的に取り組んでおり、2020年度以降は、日本学術振興会科学研究費助成事業において、研究代表者として「データ駆動社会」にかかわる研究に携わっている。
立教大学
文学部 特任准教授
堀内進之介
専門は政治社会学、応用倫理学。Screenless Media Lab. 所長。「秩序への意志」確立というテーマに基づき、特にヒューマン・エンハンスメントやトランスヒューマニズムの視点から、テクノロジーを用いた人間本性の改善・補完や社会課題解決に焦点を当て、テクノ進歩派の取り組みの可能性と課題を解明する研究を行っている。